キーエンス製 ハンディプローブ三次元測定機 XM-5000シリーズを導入しました。
当社が従来から保有している門型の三次元測定器の各軸ストロークは、「X510 x Y460 x Z410(mm)」でしたが、
今回「キーエンス製 ハンディプローブ三次元測定機 XM-5000シリーズ」を導入したことで、「X2000 x Y1200 x Z1000(mm)」のサイズ感まで測定することが出来るようになりました。
500mm以上の大物製品を門型の三次元測定機で測定しようとすると設備は高額だし、それなりの設置スペースが必要でしたが、こちらのハンディプローブ三次元測定機は門型に比べたら安価だし、設置スペースも取りません。測定器を移動すれば加工現場での機上測定も可能です。
数年前に導入を検討した時は、まだ精度的に不安がありましたが今回のシリーズでデモをした結果、門型三次元測定機で測定したワークとの測定器差はMAX3μm程度でした。接触圧によるバラつきを防止するためのタッチセンサ機能が向上したのではないかと思います。
測定時間の短縮にも寄与し、操作も簡単。
画像寸法測定器のIMシリーズ、3Dスキャナ型三次元測定機のVLシリーズに続いてこれから活躍してくれること間違いなしです。
当社も500mm以上の大物部品加工に対応していけるよう、少しずつ設備を準備していきたいと思います。